医療事件の新聞報道

2007-08-30

奈良県で妊婦が下腹部の痛みなどを訴えて救急車で運ばれたが、受け入れ先の病院がなかなか見つからず、結局高槻市の病院まで搬送されることになったが、途中で救急車が交通事故を起こし、時間がかかっている間に流産?(死産?)となってしまった件についての新聞報道の比較記事。

読売新聞に比べ、毎日新聞の報道姿勢が悪質。奈良県の医師、病院の体制がいかにも問題ありで、そのせいで胎児の命が失われたと感じさせる書き方をしています。ネット記事だと簡単に記事を差し替える事ができますが、見てる人はちゃんと見てるんですね。しかし、こんな書き方をしていては、かえって問題解決が遠のくと思うんですけどね。げんに少し前の事件報道で非難が集中した結果、奈良県南部では分娩を取り扱う産科が絶滅してしまっています。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200612220048.html
うーん…なんとかならないものかなぁ。