温泉と同じ泉質の銭湯のナゾ

銭湯通いが密かな楽しみです。
いや全然秘めてないので公然と楽しんでるわけですけども。


やっぱり一人暮らしだと普段シャワーで済ませがちなんですが
大きな湯船にどっぷり使って、足を伸ばせる銭湯というのは
なににも変えがたい至福の瞬間を与えてくれる、貴重な存在です。


風呂上りにはもちろん腰に手をあてて牛乳を・・・
ってのはしません(笑)けど、そのかわり最近は
サントリーDAKARAを飲んでます。
さっぱりした甘みと酸味が、風呂上りに最高にあうんですよ。
是非お試しあれ。


京都市内の銭湯は、大抵普通の浴槽と、電気風呂、薬風呂、
ジャグジー、サウナが標準装備になってます。
なんで時間のあるときは体を度々冷やしながら
サウナ、ジャグジー、薬風呂とフルコースを楽しむことも可。
のぼせかけたと思ったら、冷た目の水をかぶって直接体温を
下げるのが長風呂のコツです。(28℃くらいがおすすめ)


京都は風呂のない古い家もまだ多く、銭湯が
いたるところにあるのですが、時々、他にはない
アピールポイントを持つ銭湯があったりします。


たとえば吉田・平安湯のトルネードジェットバス。
これは深めの浴槽の、360度全方向からジェットが噴き出す
刺激的な湯で、ひどい肩こりもびっくりして
治ってしまいそうな感じです。寝る前には入れません(笑)


あと、浄土寺の銀水湯のお湯。ここは水にこだわる銭湯で、
なんでも下呂温泉と同じ泉質のお湯で、入ると肌が
ツルツルになると評判。ここは行ってみないとということで
行ってきたのですが、説明書きをよく読むと、その泉質、
アメリカのなんとかケミカル社のイオン交換樹脂カラムで
金属イオンを取り除き、軟水にしている、と書いてありました。


…っていうかこれって脱イオン水やん…


ミクロ生物の実験屋さんにとっては身近な水が
こんなところに使われているなんて…盲点でした。


しかし、確かに温泉みたいに、入ると肌がツルツルに
なるんですよね。いや、正確には入ってる途中から
なんかぬるぬるするんです。
軟水ってことはただの水と変わらないはずなのに、
なんで肌がツルツルになるのだろう… はっきりした答えは
まだ見つけてないのですが。 


もしやpHが高いとかかなぁ。カラム通すし、
ちょっとpHが変わってもおかしくない。
で、もしpHが高くなって、アルカリ性になってたりしたら、
肌がぬるぬるするのって… 
もしかして溶けてる?


ということは翻って考えれば、
日本中の温泉で、肌がツルツル〜って喜んでたのは、
肌が溶けていたせいなのか!? うーん。 
それって喜んでいいのか悪いのか。。。


次に温泉に行くときは、pHメーターを持っていこうかと悩む
webmasterでした。