年金問題にツッコミ

今回の年金問題: 静かなる細き声

友人のブログで、おもしろげな議論が繰り広げられてましたので、首をつっこんでみました。ぼくのコメントは最後。議論がすすんで、仲良くなったところに、お茶とお菓子をもって現れた気分です。


べっちゃんさん、貴方、こんなところで凄い議論やってたんですな。見方を少し変えることにします。

お二方も、ほぼ正解にたどり着いている感じがしますので、僕は、ちょっと、父の仕事の関係で知り得た、業界情報を流すとしますかね。
労働組合の業界ではね、社会保険庁はね、これがもう、極左ばりばりの労組があるんですよ。国立大学の労組もかなりヤヴァかったけど、それ以上。もうそれは、何じゃそりゃ?というようなことが、最近まで労使間の約束であったそうです。
僕が覚えているのだけでも、

  • パソコンを導入するのはよいが、画面を見ると目が疲れるから60分のうち15分*1は休憩して良しとする。
  • 昼休みはぎりぎりまで使って良い。(つまり、終わってから、ダラダラと帰ってきてよい)
  • 他にもそんな低レベルなのがいろいろ・・・

もうねタチの悪さは霞ヶ関でも1、2を争うほどであったとか。でも、別に、改革とか余り関係なく、与えられた仕事を粛々とこなしてりゃいいだけの庁だったので、マスコミ含めだーれも、注目せず。結果、東京のど真ん中でこんなアホな社保庁が放置されておったのです。つーか、こんなこと言う人間でもクビになってないのがまず僕等の感覚としておかしいよね。道徳観あんのかな。まず邪気でも祓ってもらったほうがええんとちゃうか。

因みに、橋本龍太郎総理時代の行革と、マスコミの熱意溢れる(笑)官僚バッシングと、それに感化された国民からの圧力によって、多くの省庁の左翼系労組は今ではほぼ支持を失ってます。ふん、ざまー見ろ。普段の行いが悪いせいだ。
でも社保庁はこのときもほっとかれたわけです。・・・いや、腐りすぎてて誰もさわりたくなかったのかも知りませんが。

そんな裏事情があったそうですよ。ねー、社保庁ね・・・こりゃ、解体して民営化したほうが、という意見が出ても仕方がない気がしますね。だって自業自得(笑
こんなのでも公務員をだらだらとやれてたのか・・・。かたや振り返って周りを見ると、社会のために、未だに学費まで払って、こつこつと研究をつづけており、しかしストレスの余り大学にでてこなくなった友人やら、先輩やらの死屍累々なありさま。

あかん、やっぱ、おかしいよね(憤怒)

by 留年中のオーバードクター(泣)


これは変えやな、日本の科学界、滅びちゃいまっせ? ねぇ。うーん。むずかしいなぁ。

*1:細かい数字、若干ちがうかもしれません。でも大意はかわりません。本当にこんなコトがあったそうなのですからね。あぁ、日本の歴史に残るのが余りにも恥ずかしくて新聞記者も記事に出来なかったとか(笑) ほんまね、敢えて言おう、奴等はカスであったと。