想いをカタチに

実家の近所に住んでいた幼馴染みに、４月、２人目の赤ちゃんが生まれた。２人続けて男の子。生まれて１月くらいの赤ちゃんって、ほんと無邪気に笑うんですね。あまりの可愛さにこちらも、つい顔がゆるんでしまいました。それでね、お兄ちゃんは、ママを弟に取られて拗ねるだろうという予想を裏切り、弟をかわいがって居るんですよ。まあ、まだ２歳くらいなので実際に赤ちゃんをあやすのに役に立ってはいないんだけども。とても微笑ましい光景でした。なんだか、見ているこっちまで優しい気持ちになりました。僕は弟が生まれたときけっこう嫉妬して、捻くれた時期があったそうです。性格の違いかなぁ、あ、そういえばここは、幼馴染みの彼女の実家なんだし、彼女の両親に弟と、構ってくれる人が沢山いるから、大丈夫なのかな。僕の家はそのころは核家族だったはずだし、１人で本当に寂しかったのかも知れない。まぁ記憶が全く残ってないから何も言えないんだけども。

あ、それで、赤ちゃんも少し大きくなったし、お宮参りもすませた、ということで、そろそろ、実家から旦那さんの元へ引っ越すよ、という知らせを受けました。タイミングよくそのとき散歩に出ていて、じゃあ、プレゼントを買いに和雑貨の店でも物色してみるかと、「きれのはな」という店に入りました。去年の夏にできたばかりの新しい店で、ちりめんで作った手作りの人形が、種類、量共にたくさんあって、自分で好きなものを選んで、並べてみたり、元々セットになっているものを買ったり、いろいろ方法があるんだけども、これがまた皆かわいいものばっかりで。しかも和雑貨らしく、季節を意識した色遣いだったり、とてもセンスがいいのですよ。僕は、出産祝い＋遠くへ引っ越すお別れのプレゼントを考えていたので、人形をみているうちに、この人形を使って、彼らのファミリーの幸せな姿を表現してみようか、という気になった訳ですよ。

そしてできたものが写真です。

すごいかわいいでしょ？　世界で１つしかない贈り物ですよ。ぼくが選んで並べたんだし。ただし、２８歳の独身男が、店のテーブルにうさぎさん人形を並べては、う〜ん、これはちょっとこっちかな？　とかやってるところは想像しないでくださいね（泣）