地方の格差
なんかこれから重要なテーマになりそうですね。これについては僕も思い入れがあるので、また別の機会に書こうと思いますが、2ちゃんねるにこんな書き込みが見られたので、気になりました。
40 名前:名無しさん@八周年[sage] 投稿日:2007/07/30(月) 06:24:21 ID:gU8d1CWn0
地方にお金を落とさない今の自民はもうダメ
小沢民主は農家の所得補償や公共工事をまわしてくれる
地方に優しい政治。郵政民営化も反対。
確かに、地方って今大変なんですよ。景気もあんまりよくない。都会はだいぶよくなって来たんですけどね。だから「格差」と言って問題視される。
だがちょっと待てと。農家の収入保証や公共工事、国営郵便局制度温存、地方に優しい政治って・・・それって、古い自民党そのものじゃないですかと。
なんで小泉はよくて、安倍はだめなんですかと。一応、小泉首相以後は、「小さな政府を目指す」という基本路線が変わってないんですよ。なので、今の自民党は、あの小泉流「(古い)自民党をぶっ壊す」路線続行中なんですよね。少なくとも政策面で首尾一貫してる。それどころか、改憲まで視野に入れ、今まで夢物語だった戦後レジームの脱却なんていう、よりパワーアップした事を言い出してたわけです。
なので今回は改革路線に変わった自民党が負けて、民主党(という名前の、中身は古い自民党)*1が勝っちゃったという、6年前と真逆のなんとも奇妙な結果になったと言えます。今までさんざん地方のハコモノ公共事業やらを批判してきたマスコミは、どういう伝え方をするんでしょうかね。ちょっとその辺興味あるのですが、最近流石に暇がなくなってきたので、誰か見ておいてくださいね。