ポケモンと性差

 やたら電車が混んでいて、しかも子供の姿が多いと思ったら、ポケモンスタンプラリーなんていう夏休み企画がやっていて、JRの各駅に設置されたスタンプを集めていけば、何か貰えるようになっているようです。みんな、厚紙で出来たピカチュウの帽子をかぶって、楽しそうにNintendo DSを持って見せ合いっこしてたりして、スタンプ台に列を作ってました。興奮してキャッキャ言ってるのを割り引けば、わりと行儀がよかったです。誰だ学級崩壊なんて言ってるの。ちゃんと秩序立ってるじゃないか。
 もう1つ気づいたのは、結構女の子が多いってこと。確か、ポケモンって、昆虫採集の面白さをゲームにしようということで開発されたと聞いたから、それに惹かれるのは男の子だとばかり思ってたのに、女の子にも、昆虫採集系の興味回路があるんだと思って、ちょっと意外でした。
 女の子にしてみれば、昆虫だと気持ち悪いけど、ピカチュウとかだと大丈夫なんだろうか。それとも、虫を触ってると女の子っぽくないと周りに言われるけど、ポケモンだとそういう風に見られることもないから大丈夫なんだろうか。うーん。本当のところはどうなんでしょう? だけどもまあ、女の子が昆虫採集の楽しさを味わうことを可能にしたポケモンは、やはり偉大なゲームなんだろうなと思いました。